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専業主婦でお金ない…見直すべき5つのことと在宅でできる収入源

「専業主婦はお金がない」これは、ずっと私が悩んでいたことです。

夫が家計を管理し、私にくれるのは月1万5,000円。その中から携帯代と奨学金の一部返済をしていたので、自由に使えるお金はほとんどありませんでした…。

子どもと外出しても、ちょっとした飲み物やお菓子を買うのをためらい、自分の気持ちを押し殺す毎日で、ずっとモヤモヤを抱えていました。

でもある時、「このままでは何も変わらない」と思い、小さな見直しを始めたんです。

この記事では、私自身の経験をもとに、お金に悩む専業主婦がまず取り組むべき5つの見直しポイントと、自宅でできる収入の作り方についてお話しします。

目次

家計の状況を「見える化」する

お金がないと感じていた頃、私はそもそも「自分がどれだけ使っているのか」すら正確に把握していませんでした。

夫が家計全体を管理しているため、私はただ渡された分でやりくりするだけ。レシートを捨ててしまったり、何に使ったかをすぐ忘れてしまったり…。その結果、月末には手元に何も残っていないのが当たり前でした。

このままではいけないと思い、まず最初にやったのが「家計の見える化」です。

スマホの家計簿アプリを使って、自分が使ったお金を毎日記録するようにしました。すると、意外とコンビニやドラッグストアでちょこちょこ買いをしていたことが見えてきたんです。

「あれ?これ、必要だったかな?」と振り返る習慣ができると、無駄な出費が少しずつ自然と減っていきました。

見える化することで、「お金がない」と漠然と悩むのではなく、「この支出を減らせば余裕ができる」と前向きに考えられるようになったんです。どんなに少ない金額でも、自分のお金の流れを把握することが、最初の一歩でした。

固定費を徹底的に見直す

「節約しよう」と思ったとき、真っ先に手をつけたのが“食費”でした。でも、実際は毎月それほど贅沢しているわけでもなく、削っても限界がある。

そこで次に目を向けたのが、固定費です。

私が最初に変えたのは、スマホでした。

以前は夫と同じ大手キャリアを使っていて、毎月の料金は約1万円…。

月1万5千円しかない手元資金のうち、ほとんどが消えていたんです。「夫と一緒のキャリアじゃないといけない」という謎のプレッシャーもありましたが、思い切って格安SIMに変更したことで、通信費は3分の1以下になりました。

他にも見直したのは、サブスクです。マガジン読み放題やネットフリックス、あすけんなど…

本当に必要?!と自問自答して、不要なものはサブスク解除するようにしました。

固定費は一度見直すと、何もしなくても毎月お金が残るようになりました。

日々我慢する「節約」よりも、ずっと楽で確実な方法だったんです。「削る=苦しい」ではなく、「仕組みを変える」ことが、私にとって大きな気づきでした。

「自分のお金」を持つ意識を持つ

お金がないと嘆いていた当時、私の中には「自分のお金=お小遣い」という感覚しかありませんでした。

夫の収入で生活している以上、自分にお金の自由がないのは仕方ない…そんなふうに考えていたんです。

でも、ある時ふと「私って、毎月いくら自由に使えるんだろう?」と冷静に計算してみたら、月1万5千円。その中から携帯代と奨学金の返済をしたら、残るのはほんの数千円。ここでようやく「これはまずい…」と本気で思うようになりました。

そこで始めたのが、「自分のお金は自分でつくる」という意識づけです!

最初は小さなことからでした。フリマアプリで家にある不用品を売ったり、ポイントサイトを使ってコツコツ貯めたり。数円~数百円のみでしたが、それでも自分でお金を生み出したことが、少しずつ自信に変わっていきました。

夫からのお小遣いに頼るだけでなく、「自分でコントロールできるお金」を持つというのは、精神的にもすごく大きかったんです。

例え月に数千円でも、使い道を自分で決められるお金があることで、ほんの少し心に余裕が生まれました。

「お金がない」の解決は、単に節約だけじゃなく、自分で動いて、自分の手で“収入”を持つ感覚を得ること

この意識の変化こそが、私の中で最も大きな転機でした。

専業主婦でもできる在宅ワーク

「自分でお金を稼ぐ」と決めたとき、私がまず悩んだのは「家から出られない中で、どうやって仕事を見つけるか」でした。

子どもがまだ小さく、外で働くのは現実的ではなかったからです。そこで私が目を向けたのが、在宅ワークという選択肢でした。

だけど、これといったスキルのない私が在宅ワークを始められるのだろうか。何からいいかわからないか、と。でも、調べてみると専業主婦でも始めやすい仕事が意外とたくさんあることに気づきました。

私自身が試したもの、そして在宅ワークの仲間が取り組んでいたものを含め、代表的な在宅ワークを以下に紹介します!

内職

アクセサリーの組み立てや部品の組み立てなど。単価は低めですが、月1~3万円くらいは稼ぐことできました!手先が器用な人や黙々と作業するのが好きな人に向いています。

データ入力・文字起こし

エクセルへの入力や音声のテキスト化など。未経験OKの案件も多く、初心者でも始めやすい仕事です。ただ、スキルがなくてもできる仕事なので、単価は低めなのが難点ですが、誰でも始められるのでおすすめです。

Webライティング

クラウドソーシングサイトなどでブログ記事作成の案件を受注できます。最初は単価が低くても、実績がつけばどんどん報酬アップが可能です。納品本数が増えれば月5~10万円くらいは稼げます。

オンライン秘書

企業や個人事業主のバックオフィス業務サポートします。スケジュール管理、メール対応、資料作成など事務経験がある人におすすめです。

スキル販売

自分の得意なことをココナラやBrainなどで販売することもできます。自分のペースで働きたい人に向いています。


最初から大きく稼ぐ必要はありません。

月に数千円でも「自分で稼いだお金」が手元にあることで、自信と安心感につながります。私自身も、在宅ワークで得た報酬で「自分のために初めて何かを買う」体験をしたとき、本当にうれしかったのを覚えています。

ストレスをためないお金との向き合い方

お金に余裕がない日々が続くと、いつの間にか心までギスギスしてきます。

「どうして私ばかり我慢しなきゃいけないの?」「また今月も足りない…」そんなふうに思うことが、私も何度もありました。

でも、ふと気づいたんです。お金のストレスは、実は“金額そのもの”よりも、“どう向き合うか”で変わるんじゃないかと。

節約や在宅ワークを頑張っていても、気が抜けた瞬間に衝動買いをしてしまう…。必要以上に夫に遠慮して、本当に欲しいものも言い出せない。そんな自分に嫌気がさしていた時期もありました。

だから私は、まず「完璧じゃなくていい」と自分で自分を認めてあげることから始めました。

たとえば、毎月使ってもいい“自分のためのご褒美費”をあらかじめ予算化することで、「使っても罪悪感を感じないお金」を持つようにしました。また、日々の出費に対しても、「これは必要な投資だった」と前向きにとらえる意識を心がけました。

そして何より、「お金がない」と口にするたびに気持ちが沈むのをやめたくて、「どう使うかに意識を向けよう」と考えるようになりました。

お金の不安は、ずっと付きまとうものかもしれません。でも、そのストレスを少しでも減らす工夫は、自分でできるんだと気づけたことが、私にとって大きな一歩でした。

まとめ:小さな一歩から、お金との関係は変えられる

専業主婦で「お金がない」と悩む日々は、決して他人事ではなく、私自身がずっと向き合ってきた現実です。

でも、家計の状況を見える化し、固定費を見直し、少しでも自分の収入源を持つ。その積み重ねで、少しずつ「私でも変われるかもしれない」という気持ちが芽生えました。

お金の問題は、魔法のように一瞬で消えるものではありません。でも、今日から始められる小さな行動が、未来の安心につながります。完璧でなくていい。できることから、あなたのペースで始めてみてください。

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この記事を書いた人

都内でふたりの子どもを育てる専業主婦。
子育てや暮らしの中で抱える「誰にも言えないお金の悩み」と向き合いながら、少しずつ気持ちと家計を整える日々を記録しています。
「私だけじゃなかったんだ」と思える場所になれたら嬉しいです。

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